範囲を指定する条件式の高速化

SQLで範囲を指定した条件式の高速化について紹介します。

BETWEENを用いた高速化

下記のSQLがあった場合

select * from products where 'yyyy-mm-dd' <= lastupdate and lastupdate < 'yyyy-mm-dd'

条件式2つをandでとったものよりも、BETWEEN演算子を用いたほうが高速化できます。

select * from products where lastupdate between 'yyyy-mm-dd' and 'yyyy-mm-dd'

動作速度の比較

条件式2つのand

select * from (大きなテーブル 500万レコード)
  where '2014-06-01' <  (日付列) and (日付列) < '2014-07-01' 

BETWEEN演算子

select * from (大きなテーブル 500万レコード)
  where between (日付列) '2014-06-01' and < '2014-07-01' 

結果

	条件式2つのand	BETWEEN演算子
実行速度(結果レコード数:45万レコード)	1:21	1:08

測定結果は目安です。若干ですが、BETWEEN演算子を用いたほうが高速です。