SQL Server 2017 Express エディションをインストールします。

インストーラーのダウンロード

SQL Server 2017 Express Editionのページにアクセスします。ページの[今すぐダウンロード]ボタンをクリックすると、インストーラーをダウンロードできます。


インストーラーがダウンロードできました。ダウンロードしたインストーラーを実行します。


下図のスプラッシュ画面が表示されます。


下図のインストールメニュー画面が表示されます。


一番左の[基本]タイルをクリックすると基本構成でSQL Server 2017 Express Editionをインストールできますが、今回はメディアをダウンロードする方法を選択します。一番右の[メディアのダウンロード]タイルをクリックします。


ダウンロードするインストーラーを選択します。今回はデフォルトの[Express Core]を選択します。また、インストーラーがダウンロードされるパスは[ダウンロードの場所の選択]テキストボックスを編集して変更します。今回はデフォルトのままとします。設定後ダイアログボックス右下の[ダウンロード]ボタンをクリックします。


インストーラーのダウンロードが始まります。


ダウンロードが完了すると下図の画面が表示されます。[フォルダーを開く]ボタンをクリックすると、インストーラーがダウンロードされたフォルダを開くことができます。


インストーラーがダウンロードされていることがわかります。


[閉じる]ボタンをクリックしてインストーラーを終了します。終了時には確認ダイアログが表示されますので[はい]ボタンをクリックしてインストーラーを終了します。

インストール手順

SQL Server 2017 Express Edition のインストーラーをダウンロードします。Express Editionのインストーラーは、exeファイル形式で提供されています。


インストーラーのexeファイルを実行します。下図の[展開されたファイルのディレクトリの選択]ダイアログが表示されます。ファイルを展開するディレクトリを指定します。今回はデフォルトのままとします。[OK]ボタンをクリックするとファイルの展開が始まります。


ファイルが展開されます。


ファイルが展開されたディレクトリには下記のファイルが配置されます。


ファイルの展開が完了すると自動で下図の[SQL Server インストール センター]のダイアログが表示されます。右側のエリアの一番上の項目[SQL Server の新規スタンドアロン インストールを実行するか、既存のインストールに機能を追加]をクリックします。


セットアップ処理が始まります。


下図の[ライセンス条項]ダイアログが表示されます。


画面下部の[ライセンス条項に同意します。]のチェックボックスにチェックをします。チェック後[次へ]ボタンをクリックします。


[グローバル ルール]画面が表示され、インストールに関するチェック処理が実行されます。チェックが完了すると下図の画面が表示されます。失敗や警告はありませんので、ウィンドウ下部の[次へ]ボタンをクリックします。


[Microsoft Update]画面が表示されます。


今回は、Microsoft Updateを利用して更新プログラムを確認することにするため、[Microsoft Update を利用して更新プログラムを確認する]のチェックボックスにチェックします。チェック後[次へ]ボタンをクリックします。


[セットアップ ファイルのインストール]画面が表示され、セットアップに必要なファイルがインストールされます。


セットアップファイルのインストール完了後、下図の[インストール ルール]の画面が表示され、インストールに必要な環境などのルールチェックが実行されます。実行が完了すると下図の画面が表示されます。[Windows ファイアウォール]の警告が表示されていますが、ファイアーウォールは後程設定しますので、このまま次に進みます。[次へ]ボタンをクリックします。


[機能の選択]ダイアログが表示されます。


今回はレプリケーションサービスは不要なので、[SQL Server レプリケーション]の項目のチェックボックスは外します。設定後ウィンドウ下部の[次へ]ボタンをクリックします。




[インスタンスの構成]画面が表示されます。SQL Server Express エディションでは[既定のインスタンス]ではなく、"SQLExpress"という名前での名前付きインスタンスがデフォルトの設定となります。今回はデフォルトの設定を利用するため、設定は変更せずにインストールします。[次へ]ボタンをクリックします。




SQL Serverのサービスアカウントを指定します。今回はデフォルトのままとします。[次へ]ボタンをクリックします。


[データベース エンジンの構成]画面が表示されます。デフォルトの設定では[Windows 認証モード]が設定されており、SQL Server 管理者の設定にAdministratorのアカウントが追加されています。


今回は、[混合モード]に変更します。sa のパスワードを[パスワードの入力][パスワードの確認入力]のテキストボックスに入力します。設定後[次へ]ボタンをクリックします。

その他のオプション

[データベース エンジンの構成]画面で他のタブを選択すると、データディレクトリやTempDBの設定変更ができます。今回はすべてデフォルトのままとします。






インストールが始まります。



インストールが完了すると下図の画面が表示されます。ウィンドウ右下の[閉じる]ボタンをクリックしてインストーラーを終了します。

インストールの確認

インストールが正常にできている場合、スタートメニューに"Microsoft SQL Server 2017"のプログラムグループが作成されます。


プログラムグループ内に"SQL Server 2017 構成マネージャー"などのショートカットが作成されます。