SQLでデータベースのテーブルにレコードを挿入するコードを紹介します。
概要
SQLでデータベースのテーブルにレコードを挿入する場合は INSERT文を利用します。
書式
INSERT文の書式は以下です。
INSERT INTO テーブル名 (列名1, 列名2, ...... 列名n) VALUES (値1, 値2, ...... 値n)
列名1
に挿入する値がVALUES句の
値1
になります。同様に
列名2
に挿入する値が
値2
、
列名n
に挿入する値が
値n
になります。
記述例
下記のSQLは PRODUCTS テーブルにレコードを挿入するSQLです。レコードの name フィールドに「ふわふわソファー」、categoryフィールドに「ソファー」、priceフィールドに48900を挿入します。
INSERT INTO PRODUCTS (name, category, price) VALUES('ふわふわソフー', 'ソファー', 48900)
下記のSQLは GOODS テーブルにレコードを挿入するSQLです。レコードの category フィールドに「ベッド」、totalフィールドに 840000、countフィールドに 3 を挿入します。
INSERT INTO GOODS (category, total, count) VALUES('ベッド', 840000, 3)
例
下記のテーブルを用意します。
Test テーブル | id | name | category | price | point |
型 | int(自動インクリメント) | nchar(64) | nchar(64) | decimal(18,0) | decimal(18,0) |
SQL
以下のSQLを実行してレコードを挿入します。
INSERT INTO Test (name, category, price, point) VALUES('Penguin', 'Bird', 258000, 1000)
実行結果
SQL実行後に
SELECT * FROM Test
SQLを実行すると下記の結果になります。
Test テーブルid | name | category | price | point |
1 | Penguin | Bird | 258000 | 1000 |
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
最終更新日: 2023-03-26
作成日: 2019-12-20