文字列を数値に変換する - Python
Pythonで文字列を数値に変換するコードを紹介します。
概要
Pythonで文字列を数値に変換するには int() 関数を利用します。
書式
int関数に与えた引数の文字列を数値に変換します。変換された数値がint関数の返り値となります。
プログラム例
print('数値を入力して下さい')
valuestr = input()
valueint = int(valuestr)
result = valueint + 4
print('入力した数値に4を足した数値は %s です', result)
解説
1行目ではprint関数により入力を促すメッセージを画面に表示します。続いて2行目でinput関数を利用しキーボードで入力された文字列を受け取ります。文字列は
valuestr
変数に代入されます。3行目の下記のコードが入力された文字列を数値に変換する処理です。int関数の引数にinput関数で受け取った文字列を与えます。入力した文字列を数値に変換し
valueint
変数に代入します。
valueint = int(valuestr)
4行目では入力文字列を数値に変換した
valueint
変数に4を加算します。加算した結果を画面に表示します。文字列のままでは四則演算はできないため、入力した数値に4が加算されていれば、入力文字列は数値に変換できていることが確認できます。
実行結果
上記のコードを実行します。下図の画面が表示されます。
入力待ちになっていますので数値を入力します。今回は "8" を入力しました。
入力した数値の8に4を足した値が画面に表示されます。入力した文字列を数値に変換できていることが確認できます。
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用