Get-Content コマンドでエンコーディングを指定してファイルを開く - Get-Content コマンドで出力が文字化けする
Get-Content コマンドでエンコーディングを指定してファイルを開くコマンドを紹介します。
概要
こちらの記事では、Get-Content コマンドでファイルを開いて表示する方法を紹介しました。
しかし、Get-Content コマンドでSHIFT-JIS以外でエンコーディングされたファイルを出力すると文字化けして表示されます。
この記事では、Get-Contentコマンドでエンコーディングを指定してファイルを開いて出力する方法を紹介します。
書式
Get-Contentコマンドでエンコーディングを指定する場合は以下の書式を利用します。
Get-Content -Encoding (エンコーディング名) (開くファイル)
エンコーディング名は以下が利用できます。
エンコ-ディング名 | 意味 |
ascii | ASCII, SHIFT-JIS |
bigendianunicode | UTF-16 ビッグ エンディアン |
bigendianutf32 | UTF-32 ビッグ エンディアン |
oem | MS-DOS およびコンソール プログラムの既定のエンコード |
unicode | UTF-16 リトル エンディアン |
utf7 | UTF-7 |
utf8 | UTF-8 |
utf8BOM | UTF-8 (BOMあり) |
utf8NoBOM | UTF-8 (BOMなし) |
utf32 | UTF-32 |
例
UTF-8でエンコーディングされたテキストファイル(C:\develop\product.txt)を開きます。
次のコマンドを実行します。
Get-Content -Encoding UTF8 .\product.txt
文字化けせずにUTF-8でエンコーディングされたテキストファイルを表示できます。
著者
iPentecの企画・分析担当。口が悪いのでなるべく寡黙でありたいと思っている。が、ついついしゃべってしまい、毎回墓穴を掘っている。