配列の宣言・初期化・代入・参照のコードと実行結果
PowerShellでの配列の宣言、初期化、参照方法を紹介します。
書式
宣言
PowerShellでは配列の宣言は不要です。
代入
配列に代入する場合は下記の書式を利用します。
配列の要素に代入する場合は"[", "]"で添え字を囲み記述します。代入には = 演算子を利用し、左辺に代入される配列の要素を記述します。右辺には代入する値を記述します。
$(変数名)[配列番号] = 代入する値
配列にまとめて値を代入する場合は、下記のカンマ区切りで値を記述する書式を利用できます。
$(変数名) = (値1), (値2), (値3), (値4), ... (値n)
$(変数名) = @((値1), (値2), (値3), (値4), ... (値n))
または
$(変数名) = @((値1); (値2); (値3); (値4); ... (値n))
変数の後に@()を記述する方法でも配列を定義できます。値の区切りは","または";"を利用できます。
参照
配列の要素を参照する場合は、大かっこ"[", "]"で配列の添え字を囲んで表現します。
$(変数名)[配列番号]
プログラム例1
コード
$value = 5, 10, 3, 8, 2, 4, 1
for ($i=0; $i -lt $value.Length; $i++){
Write-Output $value[$i]
}
実行結果
プログラム例2
コード
$arr = @("Penguin", "Whale", "Owl")
Write-Output ("2番目の要素は:"+$arr[1])
実行結果
著者
iPentecの企画・分析担当。口が悪いのでなるべく寡黙でありたいと思っている。が、ついついしゃべってしまい、毎回墓穴を掘っている。