PHPでのクラス定義と利用 - PHP
PHPでのクラスの定義方法と、利用方法を紹介します。
コード例
<?php
class CalcClass
{
public $a = 0;
public $b = 0;
public function add(){
echo $this->a + $this->b;
}
}
$c = new CalcClass();
$c->a = 3;
$c->b = 5;
$c->add();
?>
解説
class CalcClass
にてクラスを宣言します。
public $a = 0;
public $b = 0;
がクラスのプロパティの宣言です。初期値は0にします。
public function add(){
echo $this->a + $this->b;
}
部分がクラスメソッドになります。このメソッドでは変数aとbの和を画面に表示します。
$c = new CalcClass();
はクラスのインスタンスを作成するコードです。CalcClass()のインスタンスを作成し変数cに代入します。
$c->a = 3;
$c->b = 5;
クラスのインスタンスを参照してプロパティに値を設定します。プロパティaに3,bに5を代入しました。
$c->add();
クラスのインスタンスを参照してクラスのadd()メソッドを呼び出します。
実行結果
実行結果は以下の図になります。aに3,bに5を代入し、その後メソッドを実行したのでaとbの合計の8が画面に表示されています。
補足
クラスのスタティックメソッドを呼び出す場合は"::"演算子を用います。
著者
iPentecのプログラマー、最近はAIの積極的な活用にも取り組み中。
とっても恥ずかしがり。
最終更新日: 2024-01-06
作成日: 2011-06-20