格子模様を作成する
Photoshopで格子模様を作成する手順を紹介します。
概要
格子模様の作成の方法は何通りもありますが、ここでは、パターンを作成し「塗りつぶしツール」でパターンで塗りつぶす方法で格子を作成します。
手順
格子パターンの作成
はじめに、格子のもとになる正方形の画像を作成します。
600x600ピクセルの正方形画像を作成しました。範囲選択ツールで正方形全体を選択します。
[編集]メニューの[境界線を描く]項目をクリックします。
下図の[境界線]ダイアログが表示されます。
格子の線の幅となる数値の半分を入力します。下図では16を入力していますので、幅32pxの格子が出来上がることになります。位置は選択範囲の内側とします。
設定ができたら[OK]ボタンをクリックして境界線を描画します。
境界線が描画できました。
なお、背景を透過にして格子の線の部分のみを描画したい場合には、レイヤーに講師部分のみを描画し、背景を透過の状態にした画像を作成します。
再度全体を選択し、[編集]メニューの[パターンを定義]の項目をクリックします。
パターン名ダイアログが表示されますので、作成したいパターン名を入力し[OK]ボタンを押します。
パターンの塗りつぶしによる格子模様の描画
新しい画像を作成します。格子模様を描画したい画像になります。
ツールパレットから[塗りつぶしツール]を選択します。
ウィンドウ上部のオプションバーのドロップダウンリストボックスをクリックし、リストの[パターン]を選択します。
先ほど設定したドロップダウンリストボックスの右側のボックスをクリックします。ドロップダウンウィンドウが表示されます。
先ほど作成したパターンが追加されていますので、クリックしてパターンを選択します。
キャンバス上でクリックします。パターンによる塗りつぶしが実行され、格子模様が描画されました。
なお、背景が透過のパターンでの実行結果は下図になります。背景が透明な状態のレイヤーで、背景が透過の格子模様のパターンを選択し、
キャンバス上でクリックします。
格子の線の部分のみが描画され、背景が透過の状態の格子模様が作成できます。
以上の手順で簡単な操作で格子模様を作成できました。
著者
iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。
掲載日: 2010-02-22
改訂日: 2024-06-24