DDR3-1600(pc3-12800) のメモリーを使うと動作が不安定になる (PAGE FAULT IN NOPAGEED AREA ブルースクリーンが頻発する)

DDR3-1600メモリに変えると不安定になる場合があります。OS動作中に突然STOPエラー(ブルースクリーンエラー)(PAGE FAULT IN NOPAGEED AREA)になったり、または画面がブラックアウトしフリーズするといった現象が頻発します。
DDR3-1600はXMP(eXtreme Memory Profile)を用いてメモリを1600MHz動作させます。XMPで動作させる場合は多くの場合1チャンネルにつき1枚のメモリを導入することが推奨または必須となっています。1チャンネルに複数枚のメモリを導入した場合動作が不安定になるケースがあります。

対策としては以下の対策が挙げられます
  • 各チャンネルに1枚のメモリをさす
    • Core i7 9xx系CPUでマザーボードに6本のスロットがある場合は各チャンネルのメモリを1本にし、メモリを3枚にする
    • Core i7 8xx系CPUでマザーボードに4本のスロットがある場合は各チャンネルのメモリを1本にし、メモリを2枚にする
  • DDR3-1600(XMP-Profile)ではなく DDR3-1333またはDDR3-1066で動作させる (BIOS設定でメモリ動作モードをAutoからDDR3-1333,DDR3-1066に変更するなど。)
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
最終更新日: 2019-12-31
作成日: 2010-07-07
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