ECHO (書き込む文字列) > (書き込み先ファイル名)
MS-DOSコマンドでファイルに文字列を書き込む手順を紹介します。
DOSコマンドでファイルに文字列を書き込む場合には、ECHOコマンドとリダイレクトを利用します。
ECHO (書き込む文字列) > (書き込み先ファイル名)
ECHO (書き込む文字列) >> (書き込み先ファイル名)
ECHO 4580 > id.txt
ECHO ぺんぎん クッキー > product.txt
ECHO ID=8, name="Penguin Cookike" >> product.txt
C:\develop
ディレクトリを作成します。ディレクトリ内は空です。
コマンドプロンプトを起動し、C:\develop
コマンドを実行しカレントディレクトリを変更します。
次のコマンドを実行します。
ECHO Hello DOS command world! > penguin.txt
コマンドを実行すると、メッセージなどは表示されず、コマンド入力待ちの状態に戻ります。
C:\develop
ディレクトリを確認します。penguin.txt
ファイルが作成されています。
作成された penguin.txt ファイルを開きます。ファイル内に"Hello DOS command world!" の文字列が書き込まれています。
先の例で作成したファイルに追記します。
カレントディレクトリが C:\develop の状態で、以下のコマンドを実行します。
ECHO おいしい ぺんぎんクッキー >> penguin.txt
コマンドを実行すると、メッセージなどは表示されず、コマンド入力待ちの状態に戻ります。
C:\develop
ディレクトリを確認します。penguin.txt
ファイルのサイズが増加しています。
penguin.txt ファイルを開きます。ファイル内に"おいしい ぺんぎんクッキー" の文字列が追記されています。
DOSコマンドを利用して、ファイルに書き込みができました。