乱数を作成する - Excel

Excelで乱数を作成する手順を紹介します。

概要

Excelのセルに乱数を表示させたい場合があります。この記事ではセルに乱数を表示する手順を紹介します。

書式

乱数を作成するには、RAND() 関数を利用します。書式は次の通りです。
RAND()

RAND() 関数は、0以上で1より小さい乱数 (0≦RAND()<1) を返します。

指定した範囲内での整数の乱数を作成したい場合は、以下の関数を利用します。
[乱数の最小値]と[乱数の最大値]は乱数の範囲に含まれます。
RANDBETWEEN([乱数の最小値],[乱数の最大値])

例1

Excelを開きます。


B2セルに次の数式を入力します。
=RAND()


数式を確定すると、0以上で1より小さい乱数がセルに表示されます。


B2セルをコピーし、B列のほかの行にペーストします。それぞれ値の異なる乱数が表示されます。

例2:乱数が変更されるタイミング

乱数は、Excelブックを開くたびに変化します。 また、セルに値が入力されたり、セルの値が変更されたタイミングでも乱数が再生され、RAND()関数のあるセルの値は変化します。


例3:指定した範囲の乱数

指定した範囲内での乱数を作成します。Excelを起動します。


B2セルに以下の数式を入力します。
=RANDBETWEEN(40,80)


数式を確定すると、40以上、80以下の乱数がセルに表示されます。


B2セルをコピーし、B列のほかの行にペーストします。それぞれ値の異なる乱数が表示されます。


注意
RANDBETWEEN関数で返される乱数は整数のみです。以下の数式を入力した場合、整数値しか返されないので注意してください。
=RANDBETWEEN(3.6,4.2)

著者
iPentecの企画・分析担当。口が悪いのでなるべく寡黙でありたいと思っている。が、ついついしゃべってしまい、毎回墓穴を掘っている。

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掲載日: 2024-07-11
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