指定した範囲内で設定した期間内の日付の行の値の合計を求める - SUMIFS関数の利用 - Excel

Excelで指定した範囲内で設定した期間内の日付の行の値の合計を求める方法を紹介します。

概要

Excelで日付ごとに値のある表で、設定した期間内の日付の行の値の合計を求めたい場合があります。
SUM関数を利用して、該当する機関の範囲を選択する方法もありますが、 この記事では、SUMIFS関数を使用して値全体の範囲を指定して条件式を設定して合計値を求める方法を紹介します。

書式

SUMIFS関数の書式は次の通りです。
SUMIFS( [合計値を求める値の範囲], [条件値の範囲1], [条件式1], [条件値の範囲2], [条件式2], ... [条件値の範囲n], [条件式n] )   

手順

下図の表を準備します。
B列に日付、C列に日付に対応する値が入力されています。


2022/1/1 から 2022/3/31 まで日付と値が入力されており、91行目まで値があります。


2月の値の合計を求め、G2セルに表示します。 複数の条件式に合致する値の合計を求める SUMIFS関数を利用します。 次の数式を G2 セルに入力します。
=SUMIFS(C2:C91, B2:B91, ">=2022/2/1", B2:B91, "<2022/3/1")


数式の入力を確定すると、2022/2/1 から 2022/2/28 までの日付の値の合計がG2セルに表示されます。

手順:条件式にセルの値を利用する場合

先に紹介した手順では、条件式を数式中に記述しましたが、条件式の値をセルに入力した値を利用したい場合があります。
このセクションでは、条件式にセルの値を利用する場合の記述方法を紹介します。

先ほどと同様のB列に日付、C列に日付に対応する値が入力されている表を用意します。 また、G2セルに条件式の開始日の値(下限値)、G3セルに条件式の終了日の値(上限値)を入力します。


今回、データは274行目まであります。


G2セルに入力された日から、G3セルに入力された日までの値の合計を求め、G5セルに表示します。 次の数式を G5 セルに入力します。
=SUMIFS(C2:C274, B2:B274, ">="&G2, B2:B274, "<"&G3)

セルの値を利用する場合は条件演算式の文字列とセルの値を"&"で結合して表現します。


数式の入力を確定すると、G2セルに入力した日付からG3セルに入力した日付、2022/3/1 から 2022/3/31 までの日付の値の合計がG5セルに表示されます。

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  • 指定した範囲内で設定した期間内の日付の行の値の合計を取得する - SUMIFS関数の利用
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
最終更新日: 2024-01-20
作成日: 2022-10-24
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