キーボードでショートカットキーを使って挿入ダイアログを表示させずに行、列、セルの挿入をする

Excelでキーボードでショートカットキーを使って挿入ダイアログを表示させずに行、列、セルの挿入をする手順を紹介します。

概要

こちらの記事ではショートカットキーを利用してシートに行や列を挿入する手順を紹介しました。


この方法では、挿入時に[挿入]ダイアログが表示され、行を挿入するか、列を挿入するか、セルを挿入するかを選択します。
挿入する数が少ない場合はそれほど問題になりませんが、多くの行や列を挿入する場合に毎回ダイアログが出るのは操作が煩雑になります。 この記事では、キーボードを利用した挿入で、挿入ダイアログが表示されい方法を紹介します。

操作

1回挿入の操作を実行した後、以下のショートカットキーを利用します。
ショートカットキー
[Ctrl] + [Y]
補足 : Ctrl+Y の動作
"Ctrl+Y"は直前の動作を繰り返すショートカットキーです。

手順:行の挿入

下図の表を用意します。


初めに挿入する操作を1回実行します。今回はツールリボンの[挿入]ボタンをクリックし、[シートの行を挿入]の項目をクリックして行を挿入します。


行が挿入できました。


行の挿入後、[Ctrl] + [Y] キーを押すことで挿入ダイアログが表示されることなく、行を挿入できます。

手順:列の挿入

下図の表を用意します。


初めに挿入する操作を1回実行します。今回はツールリボンの[挿入]ボタンをクリックし、[シートの列を挿入]の項目をクリックして列を挿入します。


列が挿入できました。


列の挿入後、[Ctrl] + [Y] キーを押すことで挿入ダイアログが表示されることなく、列を挿入できます。

著者
iPentecの企画・分析担当。口が悪いのでなるべく寡黙でありたいと思っている。が、ついついしゃべってしまい、毎回墓穴を掘っている。
掲載日: 2010-01-26
改訂日: 2023-12-25
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