Microsoft AzureでWindows Server 2016の仮想マシンを作成する (Windows 仮想マシンの作成、起動、接続)
Microsoft AzureでWindows Server 2016の仮想マシンを作成する手順を紹介します。
手順
Microsoft Azure のポータル画面にアクセスします。左側のメニューの[新規]をクリックします。
新規メニューが表示されます。メニューの一番上の[Virtual Machines]の項目をクリックします。
バーチャルマシンの作成メニューが表示されます。今回は[Windows Server 2016 Datacenter]をクリックします。
別の手順
先の画面の右上の[すべて表示]リンクをクリックすると下図の画面が表示されます。
検索ボックスで、"Windows Server"で検索すると、利用できるWindows Serverの仮想マシンの一覧が表示されますので、こちらから選択もできます。
[Windows Server 2016 Datacenter]の説明画面が表示されます。画面下部の[作成]ボタンをクリックしてバーチャルマシンを作成します。
[仮想マシンの作成]画面が表示されます。
[名前]に仮想マシンの名称を入力します。[VM disk type]は仮想マシンのOSディスクの種類を選択します。SSD(Premium)、またはHDD(Standard)が選択できます。[ユーザー名][パスワード]にはこのマシンにログインする最初のユーザー名、パスワードを設定します。
その他[サブスクリプション][リソースグループ][場所]を設定します。設定後、下部の[OK]ボタンをクリックします。
続いて仮想マシンのマシンサイズ(スペック)を選択します。
今回は"D1_V2 Standard"のサイズにします。クリックして選択し、下部の[選択]ボタンをクリックします。
ストレージアカウントや仮想ネットワーク、パブリックIPアドレスの指定をします。今回は仮想ネットワークは既に作成済みのため、[Virtual Networks]の部分は既存の仮想ネットワークのアカウントに変更します。他の項目はデフォルトの新規作成とします。設定後、下部の[OK]ボタンをクリックします。
仮想マシンの設定の検証が実行されます。検証に成功すると下図の画面が表示されます。画面下部の[OK]ボタンをクリックし、仮想マシンの作成を実行します。
仮想マシンのデプロイが開始され、仮想マシン作成が始まります。
すべてのリソースを確認すると、仮想マシンが作成され一覧に追加されています。
仮想マシンの項目をクリックします。下図の仮想マシンのページが表示されます。ヘッダに[作成中]のバーが表示されており、仮想マシンが作成中であることが分かります。
3~5分ほどすると、仮想マシンの作成が完了し、作成中のバーが消えます。仮想マシンの作成完了と同時にマシンは起動されます。
以上で仮想マシンの作成ができました。
仮想マシンへの接続
作成した仮想マシンに接続します。Windows Serverの仮想マシンはリモートデスクトップで接続します。
仮想マシンの画面の上部のツールバーの[接続]メニューをクリックします。クリックすると、下図のリモートデスクトップ接続ファイル(rdpファイル)のダウンロードが始まります。
rdpファイルをダウンロードしました。
ダウンロードしたrdpファイルです。ファイルをダブルクリックして開きます。
リモートデスクトップが起動します。サーバーへの接続設定などはダウンロードしたrdpファイルに記載されているため、すぐにサーバーに接続します。下図の接続確認ダイアログが表示されます。[接続]ボタンをクリックして続行します。
リモートデスクトップの認証ダイアログが表示されます。ユーザー名、パスワード欄には、仮想マシンを作成した際に入力した、ユーザー名とパスワードを入力します。
下図の確認ダイアログが表示されます。[はい]ボタンをクリックして接続を続行します。
接続できました。サーバーマネージャーのウィンドウも表示されます。
スタートメニューが英語表示になっています。インストール後のデフォルトの状態では、Windows Serverの言語設定は英語になっています。OSの言語設定を日本語化する手順については
こちらの記事を参照してください。
以上でAzureに作成した、Windows Serverのマシンに接続できました。
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。