Microsoft AzureにSendGridアカウントを作成すると費用請求が発生する
Microsoft AzureにSendGridアカウントを作成すると費用請求が発生する現象について紹介します。
メモ
最近になって1日100通まで送信できる、Freeプランが復活したようです。
現象
以前はMicrosoft AzureにSendGridアカウントを作成しても無料プランになり、費用請求が発生しませんでしたが、
新しくMicrosoft Azure にSendGridアカウントを作成すると費用の請求が発生します。
原因
Microsoft AzureのSendGridアカウント作成で無料プランが選択できなくなり、デフォルトで有償のプランが選択されるためです。
動作の確認
Azure Portalのトップページを表示します。上部のタイルの[リソースの作成]をクリックします。
新規リソースの作成画面が表示されます。上部の検索ボックスに "SendGrid" を入力してサービスを検索します。
SendGirdのサービス画面を表示します。画面の[作成]ボタンをクリックします。
[Create SendGrid Account]画面が表示されます。
画面を下にスクロールします。[Pricing Tier]セクションが表示されます。デフォルトでは、"Bronze 40,000 email/month" のプランが選択されています。
プラン名の下に表示されている [Change plan] のリンクをクリックします。
[Choose your pricing tier]ダイアログが表示されます。
右側にスクロールします。一番右側の列に "Price/month" の列があります。価格を確認すると、デフォルトの"Bronse" プランでも $9.95 の費用が掛かることが確認できます。
また、無償のFreeプランもないことがわかります。
SendGridアカウントを作成するとデフォルトのBronzeプランが選択され、費用が発生してしまうことが確認できました。
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。