コマンドラインツール アプリケーションを作成する - Swift
コマンドラインツール アプリケーションを作成する手順を紹介します。
手順
Xcodeを起動します。下図のウェルカムダイアログが表示されます。左側のメニューの[Create a new Xcode project]をクリックします。
[Choose a template for youe new project]ダイアログが表示されます。
左側のカテゴリのツリービューから[OS X]の[Application]をクリックします。下図の画面に切り替わります。
右側のテンプレート一覧から[Command Line Tool]を選択します。選択後ダイアログ右下の[Next]ボタンをクリックします。
プロジェクトの設定ダイアログが表示されます。
[Product Name]に作成するアプリの名称を入力します。また[Language]は"swift"を選択します。設定ができましたら、ダイアログ右下の[Next]ボタンをクリックします。
プロジェクトの保存先選択ダイアログが表示されます。プロジェクトの保存先を選択します。
プロジェクトが作成されました。左側のプロジェクトビューで"main.swift"ファイルをクリックします。
プログラムのswiftのコードが表示されます。
コード
初期状態では "Hello, World!" を出力するコードが記述されています。
//
// main.swift
// ControlFlowFor
//
// Created by Penta on 2016/04/19.
// Copyright c 2016年 iPentec. All rights reserved.
//
import Foundation
print("Hello, World!")
以上で、コマンドラインツール アプリケーションの作成ができました。
アプリケーションのビルドと実行
[Product]メニューの[Build]をクリックして、アプリケーションをビルドします。ビルドが完了すると[Build Succeeded]のポップアップが表示されます。
[Product]メニューの[Run]をクリックしてアプリケーションを実行します。実行結果はXcodeの[Output]ウィンドウに表示されます。(下図のIDEのウィンドウの右下の窓)
参考:ビルドされた実行ファイルの保存先
ビルドされた、実行ファイルの保存先は下記のディレクトリになります。
デバッグ版の実行ファイル
/Users/(現在のユーザー名)/Library/Xcode/DerivedData/(プロダクト名)-(ランダムな識別子)/Build/Products/Debug
リリース版の実行ファイル
/Users/(現在のユーザー名)/Library/Xcode/DerivedData/(プロダクト名)-(ランダムな識別子)/Build/Products/Release
例
/Users/penta/Library/Developer/Xcode/DerivedData/ControlFlowFor-canikveadwkokgfcrtyzqxffkbcm/Build/Products/Release
著者
iPentecのプログラマー、最近はAIの積極的な活用にも取り組み中。
とっても恥ずかしがり。