コマンドラインツール アプリケーションを作成する

コマンドラインツール アプリケーションを作成する手順を紹介します。

手順

Xcodeを起動します。下図のウェルカムダイアログが表示されます。左側のメニューの[Create a new Xcode project]をクリックします。
コマンドラインツール アプリケーションを作成する:画像1

[Choose a template for youe new project]ダイアログが表示されます。
コマンドラインツール アプリケーションを作成する:画像2

左側のカテゴリのツリービューから[OS X]の[Application]をクリックします。下図の画面に切り替わります。
コマンドラインツール アプリケーションを作成する:画像3

右側のテンプレート一覧から[Command Line Tool]を選択します。選択後ダイアログ右下の[Next]ボタンをクリックします。
コマンドラインツール アプリケーションを作成する:画像4

プロジェクトの設定ダイアログが表示されます。
コマンドラインツール アプリケーションを作成する:画像5

[Product Name]に作成するアプリの名称を入力します。また[Language]は"swift"を選択します。設定ができましたら、ダイアログ右下の[Next]ボタンをクリックします。
コマンドラインツール アプリケーションを作成する:画像6

プロジェクトの保存先選択ダイアログが表示されます。プロジェクトの保存先を選択します。
コマンドラインツール アプリケーションを作成する:画像7

プロジェクトが作成されました。左側のプロジェクトビューで"main.swift"ファイルをクリックします。
コマンドラインツール アプリケーションを作成する:画像8

プログラムのswiftのコードが表示されます。
コマンドラインツール アプリケーションを作成する:画像9

コード

初期状態では "Hello, World!" を出力するコードが記述されています。
//
//  main.swift
//  ControlFlowFor
//
//  Created by Penta on 2016/04/19.
//  Copyright c 2016年 iPentec. All rights reserved.
//

import Foundation

print("Hello, World!")


以上で、コマンドラインツール アプリケーションの作成ができました。

アプリケーションのビルドと実行

[Product]メニューの[Build]をクリックして、アプリケーションをビルドします。ビルドが完了すると[Build Succeeded]のポップアップが表示されます。
コマンドラインツール アプリケーションを作成する:画像10

[Product]メニューの[Run]をクリックしてアプリケーションを実行します。実行結果はXcodeの[Output]ウィンドウに表示されます。(下図のIDEのウィンドウの右下の窓)
コマンドラインツール アプリケーションを作成する:画像11
コマンドラインツール アプリケーションを作成する:画像12

参考:ビルドされた実行ファイルの保存先

ビルドされた、実行ファイルの保存先は下記のディレクトリになります。

デバッグ版の実行ファイル

/Users/(現在のユーザー名)/Library/Xcode/DerivedData/(プロダクト名)-(ランダムな識別子)/Build/Products/Debug

リリース版の実行ファイル

/Users/(現在のユーザー名)/Library/Xcode/DerivedData/(プロダクト名)-(ランダムな識別子)/Build/Products/Release
/Users/penta/Library/Developer/Xcode/DerivedData/ControlFlowFor-canikveadwkokgfcrtyzqxffkbcm/Build/Products/Release

AuthorPortraitAlt
著者
iPentecのプログラマー、最近はAIの積極的な活用にも取り組み中。
とっても恥ずかしがり。
作成日: 2016-04-20
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