Mac OS X にWindowsからリモート接続する - Windows から Mac への VNCによるリモートデスクトップ接続 - Mac

WindowsからMac OS XにVNCを利用して、リモートデスクトップ接続する手順を紹介します。

手順

Mac OS側の設定

デスクトップ画面緒左上の[りんごマーク]をクリックします。


ドロップダウンメニューが表示されます。メニューの[システム環境設定]の項目をクリックします。


[システム環境設定]ウィンドウが表示されます。一丸下の段の左から5番目の[共有]のアイコンをダブルクリックします。


下図の[共有]の設定画面が開きます。


左側のサービス一覧から[画面共有]の項目のチェックボックスをクリックしてチェックを付けます。
右側の説明エリアに vnc://192.168.64.212/ で接続できる旨の説明が表示されています。このIPアドレスが接続先アドレスになります。


Macの設定は以上で完了です。

Windows側の操作

事前準備

Real VNC Viewer をインストールします。手順はこちらの記事を参照して下さい。

手順

Real VNC Viewerを起動します。下図のウィンドウが表示されます。


[File]メニューの[New connection...]の項目をクリックします。


[Properties] ダイアログが表示されます。


[VNC Server]の欄に接続先のMacのIPアドレスを入力します。今回は、192.168.64.212 になります。
[Name] には識別用菜名前を設定します。今回は "Mac" としました。それ以外の項目はデフォルトのままとします。設定ができたら[OK]ボタンをクリックします。


Real VNC Viewer のメインウィンドウに接続先が追加されました。追加された項目をダブルクリックします。


接続ダイアログが表示され、接続処理が開始します。


のメッセージボックスが表示されます。接続が暗号化されていない旨のアラートが表示されます。[Continue]ボタンをクリックして続行します。


認証ダイアログが表示されます。Macのアカウントのユーザーネームとパスワードを入力します。入力するMacのアカウントは管理者のアカウントである必要があります。


Macに接続できました。デスクトップ画面がウィンドウに表示されます。

使用感

VNCでの接続のため、Windowsのリモートデスクトップと比べると、画面の描画速度やレスポンスは遅いです。
イントラネット環境でも、Xcodeなどの処理の重いアプリケーションの利用はちょっと厳しいかな。といった使用感です。

参考 : 以前の手順

Mac OS X側の設定

Mac OS Xで設定を変更し、リモート接続を許可します。

デスクトップ画面の上部のりんごマークをクリックします。ドロップダウンメニューが表示されます。メニューの[システム環境設定...]をクリックします。


システム環境設定ウィンドウが表示されます。3段目の一番右の[共有]アイコンをクリックします。


[共有]ウィンドウが表示されます。


左側のサービス一覧リストから[画面共有]のサービスのチェックボックスをクリックしチェックをつけます。


Mac OS X側の設定は以上で完了です。

Windowsからの接続

Windowsから接続します。今回はVNCクライアントに"Real VNC Viewer"を利用します。
VNC Viewerのインストール手順についてはこちらの記事を参照してください。

Real VNC Viewerを実行します。


接続ダイアログが表示されます。


[NVC Server]のテキストボックスに接続先のコンピュータ(Mac)のIPアドレスを入力します。[Encryption]はデフォルトの"Let VNC Server choose"とします。入力ができたら右下の[Connect]ボタンをクリックします。


VNCサーバーとの通信が暗号化されていない旨の警告ダイアログが表示されます。今回はインターネット経由での通信ではないため、問題ないので[Continue]ボタンをクリックします。


VNCサーバーへのログインダイアログボックスが表示されます。


Mac OS Xの管理者権限のあるユーザー名とパスワードを入力します。入力後[OK]ボタンをクリックします。


ログインできると、VNC Viewerのウィンドウが表示されます。Mac OS X側の画面がVNC Viewerに表示されます。


Windows から Mac OS Xにリモート接続できました。