外部のJSファイルの処理を呼び出す - 外部JSファイルの読み込み - JavaScript

外部のJSファイルを読み込んで処理を呼び出すコードを紹介します。

概要

外部のJavaScriptファイル (JSファイル)を読み込むには、script タグを利用します。scriptタグのsrc属性に読み込むJSファイルを指定します。

書式

<script src="(読み込む外部JSファイル)"></script>

プログラム例

コード

下記のコードを記述します。
index.html
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <meta charset="utf-8" />
    <title></title>
    <script src="proc.js"></script>
</head>
<body>
  <input id="Button1" type="button" value="button" onclick="exec();"/>
  <div id="output"></div>
</body>
</html>
proc.js
function exec() {
    var elem = document.getElementById("output");
    var now = new Date();
    var hour = now.getHours();
    var min = now.getMinutes();
    elem.innerHTML = "ボタンがクリックされました。 (" + hour +":" + min + ")";
}

解説

Headセクションの下記のscriptタグで外部のJavaScriptファイルを読み込みます。
  <script src="proc.js"></script>

下記のコードでページにボタンを配置します。ボタンをクリックするとexec()関数を呼び出します。exec関数は外部のJSファイルに実装されています。
  <input id="Button1" type="button" value="button" onclick="exec();"/>

外部のproc.jsファイルに実装されているexec関数のコードが下記です。"output" のIDを持つ要素を取得し、「ボタンがクリックされました。」のメッセージと現在の時刻を表示します。
function exec() {
    var elem = document.getElementById("output");
    var now = new Date();
    var hour = now.getHours();
    var min = now.getMinutes();
    elem.innerHTML = "ボタンがクリックされました。 (" + hour +":" + min + ")";
}

実行結果

上記のHTMLファイルをWebブラウザで表示します。下図の画面が表示されます。


[button]をクリックします。ボタンの下部に「ボタンがクリックされました。」のメッセージと現在の時刻が表示されます。

補足

上記のコードで以下が確認できました。
  • 外部のJSファイルを読み込むと、外部のJSファイルの関数をHTMLファイル側から直接呼び出せる
  • 読み込まれた外部のJSファイルから document オブジェクトが利用でき、HTMLファイル側の要素を取得、参照できる

著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
最終更新日: 2024-01-06
作成日: 2019-06-27
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