HTMLページでカラー選択ボックス (カラーピッカー ダイアログ)を表示する - HTML

HTMLページでカラー選択ボックス (カラーピッカー ダイアログ)を表示するコードを紹介します。

概要

HTMLページで色選択をする場合にカラーピッカーのダイアログを表示したい場合があります。 HTMLページでカラーピッカーダイアログを表示するには、inputタグを記述し、type属性に"color"を指定します。

書式

<input type="color" ... />
<input type="color" value="[カラー値]"... />

実装例

コード

以下のHTMLファイルを作成します。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <meta charset="utf-8" />
    <title></title>
</head>
<body>
  <h2>カラーピッカーのデモ</h2>

  <form>
    <input type="color"/>
  </form>
</body>
</html>

解説

以下のinputタグで、色を入力する項目をページに配置します。
 <input type="color"/>

実行結果

上記のHTMLファイルをWebブラウザで表示します。下図のページが表示されます。カラーボックスがページに表示されます。


カラーボックスをマウスポインタでクリックします。クリックすると下図のカラーピッカーがポップアップ表示されます。


カラーの設定ができます。




カラーピッカーのポップアップウィンドウの外側の領域をクリック、 または、[Enter]キーを押すとポップアップダイアログが閉じ、カラーボックスに選択カラーが設定されます。

実装例:Labelを表示する例

カラーボックスにラベルを表示する例です。

コード

以下のHTMLファイルを作成します。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <meta charset="utf-8" />
  <title></title>
</head>
<body>
  <h2>カラーピッカーのデモ</h2>

  <form>
    <input type="color" id="colorInput" />
    <label for="colorInput">カラー</label>
  </form>
</body>
</html>

解説

以下のinputタグで、色を入力する項目をページに配置します。ラベルを利用するため、id属性を設定しid名を設定します。
  <input type="color" id="colorInput" />

labelタグを記述します。for属性に対応するコントロールのidを記述します。labelタグについてはこちらの記事も参照してください。
  <label for="colorInput">カラー</label>

実行結果

HTMLファイルをWebブラウザで表示します。下図のページが表示されます。


ラベルの[カラー]の位置にマウスポインタを移動してクリックします。


ラベルの文字列部分をクリックした場合でも、下図のカラーピッカーダイアログがポップアップ表示されます。


カラーピッカーで選択職を変更できます。


カラーピッカーのポップアップウィンドウの外側の領域をクリック、 または、[Enter]キーを押すとポップアップダイアログが閉じ、カラーボックスに選択カラーが設定されます。

実装例:カラーボックスに初期カラーを設定する場合

カラーボックスに初期カラーを設定する場合は、value属性を記述します。

コード

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <meta charset="utf-8" />
  <title></title>
</head>
<body>
  <h2>カラーピッカーのデモ</h2>

  <form>
    <input type="color" id="colorInput" value="#7151a8"/>
    <label for="colorInput">カラー</label>
  </form>
</body>
</html>

実行結果

上記のHTMLファイルをWebブラウザで表示します。value属性に設定したカラーが初期カラーとして設定されています。


著者
iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。
掲載日: 2023-02-15
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