Logicool MX ANYWHERE 3 / 3S でホイールを高速に回転させるとラッチが無くなる動作にしない方法

Logicool MX ANYWHERE 3 / 3S でホイールを高速に回転させるとラッチが無くなる動作をやめる手順を紹介します。

概要

Logicool MX ANYWHERE 3, Logicool MX ANYWHERE 3S のホイールは磁力での制御になっており、回転速度が遅い状態ではラッチ(ラチェット)ありの状態ですが、 ホイールの回転速度が上がるとラッチ(ラチェット)なしのフリースピンモードに自動で切り替わります。 回転数が速くなると、高速でスクロールするモードになるのは便利ですが、 高速でホイールを回転させてもラッチなしの高速スクロールにしたくない場合もあります。 この記事では、フリースピンモードへの自動切り替えを無効にする設定手順を紹介します。

事前準備

マウスの設定を変更するためのLogi Options+ ソフトウェアをインストールします。 Logi Options+ ソフトウェアのインストール手順はこちらの記事を参照してください。

設定手順

Logi Options+ を起動します。ウィンドウが表示され下図の画面が表示されます。マシンに接続されているLogicoolデバイスの一覧が表示されます。 今回はマウス(MX Anywhere 3S)が1つのみ接続されていますので、サムネイル画像が1つ表示されています。マウス(MX Anywhere 3S)の画像をクリックします。


MX Anywhere 3Sの設定画面が表示されます。


左側のメニューの[ポイントとスクロール]の項目をクリックします。下図の画面に切り替わります。


中央のマウスの画像のホイール部分の設定項目表示されている枠をクリックします。枠のカラーが変化し選択状態になります。 右側に設定項目が表示されます。


ウィンドウ右側の設定項目の[SmaerShift]のスイッチをクリックしてオフの状態にします。 また、設定項目の最下部のラジオボタンが[ラチェット]に設定されていることを確認します。 設定ができたら、ウィンドウ左上の[←]をクリックして戻ります。


マウスの設定画面に戻ります。ホイールの設定項目の[SmaerShift]の設定が[オフ]になっていることを確認します。


マウスホイールを高速回転させた際に、ラチェットが無くならないことを確認します。
以上で設定は完了です。
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
掲載日: 2020-12-04
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