Git でのタグの追加 - Git

Git でタグを追加する手順を紹介します。

手順

Git Bashを起動しGitコマンドを実行できる状態にします。

コマンドラインから以下のコマンドを実行します。
git tag -a (追加するタグ名) (コミットID)


コマンドが実行できると下図のviの編集画面が表示されます。追加したタグに関するコメントを編集します。


コメントを入力します。入力できない場合はInsertモードになっていない可能性があるため"i"キーを押してInsertモードに変更して入力します。


入力ができたら[ESC]キーを押しコマンドモードに変更します。画面の下部にコマンドプロンプトが表示されますので"wq"を入力します。"w"コマンドで保存し、"q"コマンドでエディタを終了します。


コマンドを実行するとエディタが終了し、gitのコマンドプロンプトに戻ります。


タグの追加が完了したため、リモートリポジトリに反映をします。下記のコマンドを実行します。
git push origin --tags


コマンドを実行すると、リモートリポジトリのユーザー名の入力プロンプトが表示されます。リモートリポジトリのユーザー名を入力します。


続いて、リモートリポジトリのログインユーザーのパスワードを入力します。


リモートリポジトリへの反映が実行されます。

タグの確認

開発ツールなどで、変更履歴を確認します。先ほど付与したタグが追加されていることが確認できました。


補足:コミットIDの調べかた

コミットIDは開発ツール(Visual Studio, TortoiseGit)などで調べることができます。サーバーがある場合はサーバーのWebコンソールなどでも確認できます。Team Foundation Serverの場合は、Webポータル画面からコード確認画面でコミットIDを確認できます。


著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用
掲載日: 2016-01-03
iPentec all rights reserverd.