あまり触れられてはいないようですが、新規作成時の待ち時間がかなり短縮されています。ウィンドウのちらつきなども改善されているようです。
値リスト編集画面もまともになりました。
ちなみに以前はこんな感じでした。
カテゴリの違うコンポーネントはマルチセレクトできなくなりました。
下の図の例ですと、全部選択しようとしても。
ADO Connection しか選択されません。
ADOConnection以外のコンポーネントを選択すると。
まとめて、選択できます。
dbGo .NET にあった、DataSet.post 関係の問題も改善されています。「範囲外エラー」が出てロックしてしまう現象も改善されています。
ただ、アセンブリ関係はまだ少し怪しいようです。なぜか、プライベートアセンブリの参照で、マニフェストが一致しないといわれてしまいました。
バージョンは同じなのですが…、ちなみに、ユニットのリンクをTrueにすると問題なく動きます。
ちょっと本格的に使い始めたら上のエラーがばんばん出てきてしまいました。Delphi7とは共存できないのかな?
上記のエラーはDelphi7のプロジェクトやパッケージをDelphi2005に移して、プロジェクトを開いたりすると発生することが多いようです。このエラーが出たときには、pas dfm dpk dpr などのソースコード以外のファイル(cfg,dof,dcu)をすべて削除してから、プロジェクトやパッケージを開くことで、このメッセージは出なくなりました。
上記のメッセージはパッケージの依存関係を探すときのパスの通し方の問題によって起きるようです。他のバージョンのDelphiがインストールされていない場合は問題ないのですが、共存している場合には、パッケージのbplを探しに行く際に、パスが通っているところから探していきます。そのため、システム環境変数のパスが通っているDelphi7などのprojects\bplフォルダを先に見に行ってしまうため、このメッセージが出るようです。対策としてはパッケージ名を変更してしまう手が最も簡単です。MyComponent.pkg というパッケージを今まで使っていた場合は、MyComponent_D90.pkg とか MyComponent90.pkg などに変更して、パッケージをインストールすることでこのメッセージは表示されなくなります(たぶん)。rtl90 rtl70 Zlib