TList<>を利用する (総称性TListを使った動的な配列)
こちらの記事ではTListを使い動的な配列のように扱うコードを紹介しました。
ジェネリクス(Generics)を使うとさらにコードがシンプルになります。Genericsの詳しい説明は
こちらの記事を参照してください。
コード例
procedure TForm1.Button7Click(Sender: TObject);
var
data:TList<integer>;
i:integer;
begin
data:=TList<integer>.Create;
data.Add(10);
data.Add(4);
data.Add(2);
data.Add(1);
data.Add(0);
for i:=0 to data.Count-1 do begin
Memo1.Lines.Add(IntToStr(data[i]));
end;
end;
解説
var節でGenericsのTListを定義します。
CreateメソッドでTListのインスタンスを作成します。
data:=TList<integer>.Create;
TListに値を挿入します。
TListの値へのアクセスは次の書式でできます。
GenericsのTListですので、戻り値は実体のInteger型が戻りますので、Memoコントロールに出力する場合でも。以下のコードを記述できます。
Memo1.Lines.Add(IntToStr(data[i]));
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用