画面の幅に応じたフォントサイズを設定する - CSS
CSSで画面の幅に応じたフォントサイズを設定するコードを紹介します。
概要
CSSで画面の幅に応じたフォントサイズを指定するには
vw
の単位を利用します。
書式
1vw
は1文字がウィンドウ幅の1%の幅となるフォントサイズになります。
実装例
コード
下記のコードを記述します。
.TextStyle2vw {
font-size: 2vw;
}
.TextStyle5vw {
font-size: 5vw;
}
.TextStyle10vw {
font-size: 10vw;
}
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<head>
<title></title>
<link href="CssFontSizeVw.css" rel="Stylesheet" type="text/css" />
</head>
<body>
<span class="TextStyle2vw">ペンギンは南極以外にも生息している。</span>
<br />
<span class="TextStyle5vw">ペンギンは南極以外にも生息している。</span>
<br />
<span class="TextStyle10vw">ペンギンは南極以外にも生息している。</span>
</body>
</html>
解説
「ペンギンは南極以外にも生息している。」の文字列を3つページに記述しています。最初の文字列は 2vwで描画されます。1文字がウィンドウ全体幅の2%で描画されます。2番目の文字列は、5vwで表示されます。1文字がウィンドウ幅の5%で表示されます。「ペンギンは南極以外にも生息している。」18文字あるため、文字列は改行されずにウィンドウ幅に1,2文字足りない程度で収まる程度の長さになります。同様に3番目の文字列は1文字が10%の幅で表示されます。ページのマージン等があるため、1行あたり9文字表示される動作になります。
表示結果
上記のHTMLファイルをWebブラウザで表示します。下図の表示結果となります。2番目の文字列はウィンドウ幅にちょうど収まる表示になり、3番目もの文字列は1行あたり9文字表示されています。
Webブラウザのウィンドウ幅を広げます。ウィンドウ幅が広がるに従い、フォントのサイズが大きくなります。ウィンドウ幅が広がっても、2番目の文字列は改行されずに表示でき、3番目も文字列は1行あたり9文字表示されます。
ウィンドウ幅の変化に伴いフォントサイズが変わることが確認できます。
著者
iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。