テキストボックスの文字列を設定する - C#
テキストボックスの文字列 (テキストボックスに入力されている文字列) を設定する手順を紹介します。
概要
テキストボックスの文字列(内部の文字列)を編集する場合は
Text
プロパティを変更します。
デザイン時に設定する場合のプログラム例
Windows フォームアプリケーションを作成します。
UI
下図のUIを作成します。フォームにテキストボックスを1つ配置します。
フォームデザイナでテキストボックスをクリックして選択します。
右下のプロパティウィンドウの[Text]プロパティの欄をクリックし値を編集します。
今回はTextプロパティの値を "あひる" に設定しました。フォームデザイナのテキストボックスにも設定値が反映されます。
実行結果
プロジェクトを実行します。フォームが表示されTextプロパティに入力したテキストがテキストボックス内に表示されています。
動的にプログラムのコードで設定する場合のプログラム例
プログラムのロジックでテキストボックスのテキストを設定する場合のプログラム例です。Windows フォームアプリケーションを作成します。
UI
下図のUIを作成します。テキストボックスとボタンを1つずつ配置します。
フォームデザイナでボタンをクリックして選択します。ウィンドウ右下の[プロパティ]ウィンドウで[イベント]ボタンをクリックしてイベントの一覧を表示します。[CLick]イベントの項目をダブルクリックしてイベントハンドラーを作成します。
コード
下記のコードを記述します。先の手順で作成したClickイベントハンドラーにコードを記述します。
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.ComponentModel;
using System.Data;
using System.Drawing;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Windows.Forms;
namespace TextBoxDemo
{
public partial class FormSetText : Form
{
public FormSetText()
{
InitializeComponent();
}
private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
{
textBox1.Text = "ぺんぎん";
}
}
}
解説
ボタンのクリックにより下記のメソッドが呼び出されます。テキストボックスオブジェクトのTextプロパティに"ぺんぎん"の文字列を代入します。Textプロパティへの代入によりテキストぼっく内の入力文字列を設定できます。
private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
{
textBox1.Text = "ぺんぎん";
}
実行結果
プロジェクトを実行します。下図のウィンドウが表示されます。
[button1]をクリックします。テキストボックスに "ぺんぎん" の文字列が表示されます。
著者
iPentecのメインプログラマー
C#, ASP.NET の開発がメイン、少し前まではDelphiを愛用