CentOS 6.2 環境でCactiの利用するRRDToolをバージョン1.4に変更する
CentOS 6.2環境にインストールしたCactiで利用するRRDToolのバージョンを1.4に変更する手順を紹介します。
こちらの手順でインストールしたCactiのRRDToolのバージョンは1.3です。これを1.4に変更します。
RRDTool 1.4のダウンロード
http://oss.oetiker.ch/rrdtool/
よりダウンロードします。
インストール
ファイルの展開
tarコマンドを実行してファイルを展開します。
cd ダウンロード先ディレクトリ
tar xfvz rrdtool-1.4.7.tar.gz
configure
configureを実行します。
cd rrdtool-1.4.7
./configure
make
makeを実行します。
make
インストール
make install コマンドを実行してインストールします。
make install
Cactiへの設定
RRDToolが正常にインストールできた場合 rrdtoolの実行ファイルが
/opt/rrdtool-1.4.7/bin/rrdtool
に作成されます。
Cactiへログインし、[Console]画面を表示します。左側のメニューで[Settings]をクリックします。下図の画面が表示されます。
右側の設定画面のタブの[Paths]タブをクリックします。パス設定画面が表示されます。
OS標準のRRDToolバージョン1.3 (/usr/bin/rrdtool)をバージョン1.4のRRDTool(/opt/rrdtool-1.4.7/bin/rrdtool)に変更します。
以上で設定は終了です。
著者
iPentecのプログラマー、最近はAIの積極的な活用にも取り組み中。
とっても恥ずかしがり。