Amazon CloudFront (CDNサービス) を利用する - CloudFront の初期設定
Amazon CloudFront の設定手順を紹介します。
手順
Amazon AWS のコンソール画面にアクセスします。下図の画面が表示されます。一覧から[CloudFront]の項目(左列の上から6番目)をクリックします。
Anazib CkiydFrontの画面が表示されます。画面中央の[Create Distribution] のボタンをクリックします。
配信設定の選択画面が表示されます。今回はWebのコンテンツなので、上部の[Web]の欄の[Get Started]ボタンをクリックします。
[Create Distriobution]画面が表示されます。配信元(Origin)の情報を設定します。
- [Origin Domain Name]には配信元のホスト名を入力します。
- [Origin Path]はパスを入力します。ホスト全体のコンテンツを配信対象にする場合は入力は不要です。
- [Origin ID]にはOriginの説明を入力します。(同じ Origin Domain Nameで複数の項目がある場合に識別するための項目のため、入力はしなくても問題ありません。)
- [Viewer Protocol Policy]には配信するプロトコルを指定します。今回はHTTPとHTTPSをサポートしたいので、[HTTP and HTTPS]を選択します。
- [Allowed HTTP Methods]は対応するHTTPメソッドを設定します。今回はデフォルトの[GET,HEAD]を選択します。
- TTLなどの設定はデフォルトのままとします。
- [Forward Query Strings]はクエリパラメータを利用するかの設定です。今回はクエリパラメーターごとに返されるコンテンツが違いますので、[Yes]を設定します。
設定後画面下部の[Create Distribution]ボタンをクリックします。
[CroudFrount Distribition]の画面が表示され、作成されたDistributionが追加されます。[Status]の欄が"in Progress"になっており、CloudFrontが初期化中であることが確認できます。
リストのDistributionの項目をクリックすると、クリックしたDistributionの設定画面が表示されます。設定画面の[Domain Name]欄にある"d3uglw3l2kmzsm.cloudfront.net"がCloudFrontへのアクセスドメインになります。
30分から1時間ほどで、。[Status]の欄が"Deployed"に変わり、CloudFrountが利用できる状態になります。
"d3uglw3l2kmzsm.cloudfront.net"ドメイン経由でコンテンツを取得します。画像が表示できました。
httpsプロトコルでも同様にコンテンツを取得してみます。こちらも正しく画像が取得できました。
以上でCloudFrontの設定ができました。
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。