Adobe Audition でL、R片側のチャンネルのみ範囲選択する

Adobe Audition でL,Rの片側のオーディオのみを範囲選択する手順を紹介します。

概要

Adobe Audion のビューをドラッグすると音声データを範囲指定できます。通常の動作ではLとRの両方のチャンネルが範囲選択されますが、 片側だけのチャンネルを選択したい場合があります。この記事では、片側のチャンネルのみを選択する手順を紹介します。

デフォルトの動作

通常の動作では、編集ビューでドラッグをすると範囲選択できます。


LとRのチャンネルが同じ範囲で選択されます。

手順

音声ファイルを開き編集ビューを表示します。


[L]のボタンをクリックしてLのチャンネルを無効にします。


Lのチャンネルが無効になった状態が下図です。


[R]のボタンをクリックすると[R]のチャンネルを無効にできます。


Rのチャンネルが無効になった状態が下図です。


片側のチャンネルを選択する場合は、選択したいチャンネルのみを有効にしてドラッグします。下図は[R]のチャンネルのみを選択するため、 [L]のチャンネルを無効にして[R]のチャンネル上でドラッグして[R]のチャンネルの範囲だけを選択します。


[R]のチャンネルをすべて選択して[Del]キーを押してデータを削除した状態です。[L]のみの音声になります。


片側のチャンネルのみを範囲選択できました。


著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。
掲載日: 2020-11-17
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