オブジェクトの表面を滑らかにする (TurboSmooth モディファイヤを利用)
TurboSmooth モディファイヤを利用してオブジェクトの表面を滑らかにする手順を紹介します。
概要
TurboSmooth モディファイヤを利用すると、鋭角なオブジェクトの表面を滑らかにできます。
手順
ジオメトリオブジェクトを作成します。今回は下図の図形を用意しました。
メインウィンドウ右側のコマンドパネルの[修正]タブをクリックして選択します。
[モディファイヤリスト]のドロップダウンリストボックスをクリックします。
リストの[ターボスムーズ](TurboSmooth)の項目をクリックします。
モディファイヤスタックの枠に[ターボスムーズ]の項目が追加されます。
ターボスムーズモディファイヤが適用され、ジオメトリが滑らかな外観に変化したことが確認できます。
コマンドパネル下部に[ターボスムーズ]パネルが表示され、パラメーターを変更できます。
ターボスムーズのモディファイヤ適用直後は[反復]が"1"になっています。
反復の値を "0" にします。スムーズの効果がなくなり、元の図形と同じ形状になります。
スムーズの値を大きくするほど、滑らかな形状になります。(下図は[反復]の値が "5" の場合です。)
パースのビューポートでポリゴンの状況を確認する場合は、ビューポート左上の
[既定のシェーディング]の項目をクリックし、ドロップダウンメニューの[エッジ面]の項目をクリックして有効にします。
パースのビューポートにポリゴンの面が表示されます。
反復の値を増やすと、ポリゴンの数が増え、細かくなることが確認できます。
線が多すぎて外形が把握しづらい場合は[Isoラインを表示]のチェックボックスにチェックを入れると、
ラインが整理され見やすくなります。
ターボスムーズモディファイヤを利用して、滑らかなジオメトリオブジェクトを作成できました。
著者
iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。