Logicool C922n Pro Stream Webcam のレビュー
Logicool C922n Pro Stream Webcam のレビューです。
概要
新型コロナウイルスの感染に伴い、テレワークやリモートワークの導入が急遽進んでいます。iPentecでもリモートワーク環境に対応すべく、Webカメラなど環境を整えることにしました。取り急ぎWebカメラを探したところ、LogicoolのC922n が良さそうでしたので入手することにしました。
購入
急いでAmazonから購入しました。
パッケージ
パッケージは下図です。そんなに大きなカメラではないはずですが、想像以上に厚みのあるボックスです。
上部のふたを開くとWebカメラが梱包されています。
Webカメラ本体を取り出します。
中の緩衝材を引き出します。説明書類とミニ三脚が梱包されています。
内容物
内容物一式です。カメラ本体以外に、説明書類、ミニ三脚が同梱されています。
外観
本体
カメラ本体の外観です。前面にはビニールの保護テープが貼られています。
テープを外した状態です。
カメラの本体部分です。カメラの左右にマイクがついています。ステレオでの録音ができます。
本体の底面です。三脚に取り付けるためのねじ穴があります。
本体は角度が付けられるようになっています。
水平に近い角度まで角度を変えられます。
手前側を立てることができます。
下図のようにディスプレイの上部に固定できます。
ディスプレイにWebカメラを取り付けることも簡単にできます。
USBコネクタはType-Aのコネクタです。
三脚
小さな三脚が付属しています。
三脚は2段階、足が伸びる構造になっています。
足を開いて三脚を立てた状態です。
三脚に取り付けた状態です。
三脚に取り付けた状態で、カメラを下向きに向けることもできます。
録音デバイス
Windowsの場合は、"C922 Pro Stream Webcam" のデバイス名でマイクとして認識されます。
使用感
Microsoft Teamsのビデオ通話やビデオ会議で利用していますが、問題なく利用できます。マイクからの音声入力も問題なく使えます。
カメラの明るさは若干暗めのため、暗い場所ではそれなりの明るさの画像になってしまいます。
ピント調節やズームなどないため、レンズ交換式のデジタルカメラに比べると画質は劣りますが、Webミーティング用のカメラとしては十分です。音声も画質も高品質レベルではないため、高画質でのYouTubeの配信といった用途の場合は、レンズ交換式デジタルカメラと専用のマイクやビデオカメラで撮影をしたほうが良いです。
また、Webミーティングを実際に実施したところ、Webカメラはあまり会議のクオリティーに影響を与えないことがわかりました。Web会議では資料を見ながら話を進めたりするため、相手の画像の画質の良しあしはあまり影響がありません。一方でこちらの発言を相手にしっかり聞き取ってもらえるために、マイクは良いものを利用したほうが良いです。また、相手の発言を聞き取るためのスピーカーも良いものを用意したほうが良いです。また、しゃべらないときはマイクをミュートにしておくのが良いため、ミュートの切り替えが素早くできるマイクなども重宝します。スムーズなWebミーティングをするにあたってはカメラよりも、ユニファイドコミュニケーション対応のスピーカマイクの記事材を用意するほうが優先度が高いと感じました。
ユニファイドコミュニケーションのスピーカマイクについては、
YAMAHA YVC-200 を導入していますので合わせて参照してみてください。
Chromebookでの利用
Chromebookと接続すると認識できWebカメラとして利用できます。
Google Meet
WebブラウザでGoogle Meetを開きます。
画面の下部の[...]ボタンをクリックします。下図のポップアップメニューが表示されます。メニューの[設定]の項目をクリックします。
[設定]画面が表示されます。左側のメニューの[動画]をクリックします。下図の画面が表示されます。
[カメラ]のドロップダウンリストをクリックします。[C922 Pro Stream Webcam]が項目に表示されますのでクリックして選択します。
[C922 Pro Stream Webcam]を選択すると、C922nの
Microsoft Teams
WebブラウザでMicrosoft Teamsを開きます。ミーティング開始画面の下部の[カスタムセットアップ]のボタンをクリックします。
ウィンドウの右側に[デバイスの設定]パネルが表示されます。
[カメラ]の項目のドロップダウンリストをクリックします。C922nを接続していると、ドロップダウンリストに[C922 Pro Stream Webcam]の項目が表示されますので、
クリックして選択すると、C922nのカメラの映像をミーティングの映像として利用できます。
録音サンプル
Logicool C922n のマイクで録音したサンプルです。
音源が近距離の場合(5cm,10cm)には音割れしておりノイズが入ってしまうことがわかります。1mを超えると部屋の残響音(部屋鳴り)がマイクに入ってきてしまいます。
この録音サンプルはスマートフォン(iPhone)のスピーカーからの音声を録音していますが、実際に人がしゃべる場合はもう少し大きな音で録音される印象です。
VIDEO
著者
iPentec.com の代表。ハードウェア、サーバー投資、管理などを担当。
Office 365やデータベースの記事なども担当。