積雲の描き方を紹介します。

雲と一口に言っても種類がたくさんあります。ここでは、晴れた日によく発生する、綿のような形をした雲。「綿雲」の描画手順やTipsを紹介します。

ブラシの作成

積雲を描く場合に通常のブラシで描画しても良いですが、ランダム性を手軽に出すためにカスタムブラシを作成すると楽に描画できます。

下図のカスタムブラシ用の画像を作成します。大小の円を重ねて描画しています。


レイヤーを結合し1レイヤーに統合します。画像全体を選択し、[編集]メニューの[ブラシを定義]メニューを選択します。


[ブラシ名]ダイアログが表示されます。作成するブラシ名を入力し[OK]ボタンをクリックします。


ブラシが作成できました。


ブラシウィンドウの[ブラシ先端のシェイプ]を選択します。下図の画面が表示されます。ウィンドウ下部の[間隔]にチェックをし、感覚値を"35%"程度に変更します。


ウィンドウの左側のカテゴリエリアの[シェイプ]にチェックをし選択します。下図の画面が表示されます。
[サイズのジッター]を"10%"程度にします。また、コントロールを[筆圧]に設定します。[角度のジッタ-]を"65%"程度とします。


左側のカテゴリの[滑らかさ]のチェックをつけます。
設定ができたらブラシプリセットに登録します。

積雲の描画

背景色で塗りつぶします。今回は"#265fde"で塗りつぶしました。


先の手順で作成したブラシで雲をぽい形状を描画します。カラーは"#FFFFFF"です。


雲の陰の部分を同じブラシで描画します。カラーは"#9eceef"としました。陰なので灰色"#cacaca"などで塗りがちですが、背景色が青色で環境光も青に近くなるため水色で陰を描画します。


先の状態で完成させても良いですが、必要に応じてさらに暗い場所も描画します。今回は"#5b9ada"で描画しました。


大小複数の積雲を描画するとより自然に見えます。

雲の形状

雲の形状は、基本は写真や資料を参考にして形を決めますが、慣れていない場合は雲の形状がなんとなく不自然になってしまいます。この節では雲の形状の決定方法を紹介します。

まず、パースを決定します。飛行機の上から雲を見下ろす視点か、地面から空を見上げる視点かが決まります。


雲の配置をします。雲は四角錐であたりをとります。三角錐や六角錐などの複雑な形状でも構いませんが、グリッドが四角なので今回は四角錐であたりをとります。


あたりの四角錐を参考にして雲の形状を決定します。四角錐の底面が雲の底面になります。


決定した雲の形状にしたがって描画します。底面の部分は光が当たらないので影にしました。


グリッド線や下書き線を削除して完成です。


実際の雲はさらに複雑な形状をしているため、上記の状態から自然に見えるようにさらに手を加えても良いです。

背の低い雲の場合

高さの低い雲の場合は、四角錐台であたりをとります。


先の手順と同様に雲の外形を決定します。


外形を参考にして描画します。


下書き線を削除して完成です。

複雑で大きな雲の場合

複雑で大きな雲の場合は、先の四角錐や四角錐台を組み合わせてあたりをとります。


あたりを参考にして外形を決定します。


外形の線を参考にして描画します。


下書き線を削除して完成です。

補足:陰のつけ方

積雲を描画したときの陰のつけ方のTipsを紹介します。


陰がどの部分につくかは、写真などの参考資料を確認するのが一番ですが、確認できない場合や、そらで描く必要がある場合、陰は中央部と雲の下部につきます。(日中は日光が上からさすため)


逆の状態、周辺部と上部に影を付けた場合、やや不自然に見えてしまいます。

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